フランスに学びませんか?

国民の 50%ほどがペットを飼っていると言われるフランスで、2021年 11月 18日に犬や猫の販売禁止や動物虐待の厳罰化などを定めた動物愛護法が成立したそうです。フランスでは毎年 10万匹余りのペットが捨てられ、ヨーロッパでの動物愛護の劣等生と報告されていました。上院で可決された法律では、ペットの購入者に飼育責任の誓約書の提出を義務化しました。

2024年からは、犬・猫などのペットショップでの販売が禁止されます。ブリーダーから購入するか保護団体からの譲渡が、ペットを家族に迎える唯一の方法になるようです。さらにペットを虐待死させた場合は、最大で禁錮 5年、日本円でおよそ 1,000万円の罰金を科すことも定められました。果たして日本政府は、このような動物愛護法を検討しているのでしょうか。

残念ながら、日本はフランスの動物愛護の姿勢と比較すると、まだまだ何 十年も遅れたペットにとって厳しい社会のようです。ペットを新たに家族に迎える事を考えていらっしゃるのであれば、まず保護犬や保護猫を譲り受ける事や、ブリーダーからの購入を考えてみませんか?それは、あなたのできる< 動物愛護の草の根運動 >になります。